TL;DR:
-
CodemagicのM1 Mac miniマシンが、半額になりました。
-
当社の新しい従量課金(pay as you go)プランでは、ビルド分数やチームシート数に関係なく、月額299ドル以上をお支払いいただく必要はありません**。 また、このプランには最大3つのコンカレンシーが含まれています。
-
チームシートの料金をお支払いいただく必要がなくなりました。
-
隠れたコストはありません。
-
これらの変更は、2022年9月1日時点ですでに適用されています!
世界は史上最高のインフレ率に直面しており、Codemagicは、「価格を下げる」ことで対応しています。今は誰にとっても大変な時期です。当社は最近のいくつかの変更から恩恵を受けているため、これらのメリットをすべての開発者様にお渡しし、少しでも気が楽になっていただければと考えました。当社のプラットフォームを最適化し、より多くのビルドマシンを、より低コストで当社のユーザー様にご提供できるようになりました。つまり、当社のユーザー様により低価格でご利用いただけるようになりました (特に M1マシンの場合)。
月末に請求書を受け取って驚くようなことがないように、料金設定には透明性を持たせたいと思っています。そこで、私たちは価格設定をより透明化し、お客様が請求書で不愉快な思いをする可能性をなくそうと考えております。
Codemagicの価格設定はどのように変化したのか
-
以前は、月額299ドルで無制限の分数とチームシートを備えたプロフェッショナルプランと、ご使用になった分だけお支払いいただく必要がある従量課金(pay as you go)プランがありました。現在、月額のプロフェッショナルプランを削除しています。代わりに、従量課金プランに上限を設けています。つまり、月額299ドル以上のお支払いは必要ありません。299ドルに達した場合は、追加料金をお支払いいただかずに、そのままビルドを継続できます。
-
従量課金(pay as you go)プランでは、ご使用になった分だけをお支払いいただきますが、月額299ドルを超えることはありません (4つまたはそれ以上のコンカレントビルドが必要な場合を除きます)。
-
無料プランと従量課金プランの両方のユーザー様が、デフォルトでより高速なM1マシンを使用できます。つまり、Codemagicを使用するすべての人がビルドをより高速化し、所要時間を短縮できます!
-
M1 Mac miniビルドマシンの価格が半分になりました — $0.190/分から$0.095/分になりました。
-
チームシートを削除しました — チームシートの料金をお支払いいただく必要がなくなりました (以前は、従量課金(pay as you go)プランでは、各チームメンバーに10ドルかかりました)。これで、チーム内の開発者を何人でも、追加費用なしで必要なだけCodemagicで作業できるようになりました!
そして、最高なのは、これらすべての変更が、2022年9月1日の時点ですでに適用されていることです!
変わらないもの
-
個人または趣味のプロジェクトに個別に取り組んでいる場合でも、無料プランでは毎月500分の無料ビルド分を取得できます。
-
従量課金の場合、月額・年額の縛りはありません。お使いになった分だけ**を対象にお支払いいただき、お使いにならないものを対象にお支払いいただく必要はありません。
-
従量課金プランには前払いはありません。使用量に応じて後でお支払いいただきます。
-
固定費をご希望の場合は、無制限のビルド時間と3つのコンカレンシー(同時実行数)を備えた年間プランを、月額239ドルでご利用いただけます(20%の割引込で、年額課金)。
Codemagicはどのようにして価格を下げることができますか?
これは、よく聞かれるご質問です。インフレが進み、多くの企業が値上げをしているのに、なぜか当社は値下げをしている。どうしてそんなことが可能なのか?、と。
身の回りのものすべてが値上げされており、コストを削減する方法を探し始める人が増えています。そのため、当社は価格を下げる方法を模索し続けています。もちろん当社は、ユーザー様のことを大切に思っていますし、すべてのユーザー様にCodemagicを使い続けていただきたいと考えています。ですので、当社は、ユーザー様のためにこれらのコストを削減する方法を探してまいりました。
ありがたいことに、非常に多くのユーザー様にご利用いただいているため、当社のインフラストラクチャをより低料金でご利用いただけるようになりました。つまり、これらの節約分を、ユーザー様に還元できるようになりました。当社がインフラストラクチャの負担を削減できるなら、ユーザー様にもこれらの浮いた分を還元したいと考えております。
よくあることですが、価格の変更には隠された意図や、行間に灰色の文言があります。ですが、当社は透明性を重視しており、これらの変更に隠れたコスト等を追加することはありません。実際に、Codemagicの使用料が安くなっただけです。単純に実行できる裏付けがありますし、お客様のことを考えた上で実行するだけです。
今、実際にどれくらい節約できているのかの一例
Apple M1 シリコンのリリースからしばらく経ちましたが、ほとんどの開発者はすでに IntelベースのMacとARMベースのMacの違いを知っています。単純に、M1ベースのMacはIntelのものと比較して非常に高速です。
Nils Reichardtさんは、オープンソースのSharezoneアプリを構築して、VMを比較し、Mac miniマシンと比較して、いかにM1マシンがビルド時間(キャッシュあり)を**68%**短縮するのかを発見しました。
Nilsさんの例を見て、新しい従量課金の料金設定で、どれだけの時間とお金を節約できるのかを見てみましょう。
旧価格(2022年9月以前)
3人のチームでMac miniを使用し、1か月あたり200ビルドを行った場合、約143ドル/月をお支払いいただき、2973ビルド分をご使用いただいたことになります。
新価格(2022年9月以降)
3人のチームでM1マシンを使用し、1か月あたり200ビルドを行った場合、89ドル/月のみをお支払いいただくことになり、937ビルド分をご使用いただいたことになります。
ご覧の通り、その差は歴然です!
毎月、34時間ご節約し、54ドルご節約いただけます。
結論
Codemagicでは、当社のコミュニティを非常に重視しています。皆様が成功し、最高のアプリを開発し、実用的なフィードバックをできるだけ早く得られるようにしたいと考えております。今回の価格改定により、Codemagicの最速ビルドマシンをより多くのユーザー様にご利用いただけるようになり、月末に驚くほど高額な請求が来るなどとご心配されずに、当社サービスを継続してご利用いただけるようになることを願っております。
インフレが激しく、価格が上昇し続けるこの世界において、Codemagicはお手頃な価格を維持しているため、お客様は優れたアプリケーションを構築し、ユーザーに適切に提供し続けることが可能です。